地域包括ケア病棟オープンのお知らせ
平成26年9月1日より、当院では急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を行うため、
「地域包括ケア病棟」をオープンいたしました。
地域包括ケア病棟とは?
「地域包括ケア病棟」とは、急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への“復帰支援”に向けた医療や支援を行う病棟です。(4階病棟50床)
本来は、一般病棟で症状が安定すると、早期に退院していただく事となっています。しかし、在宅での療養に不安があり、もう少しの入院治療で社会復帰できる患者さんの為に、当院では「地域包括ケア病棟」を準備し、安心して退院していただけるよう支援していきます。
心身が回復するよう医師や看護師、病棟専従のリハビリテーション科のセラピスト等により、在宅復帰に向けて治療・支援を行って行きます。
どんな場合に入院になるのか?
一般病棟より地域包括ケア病棟へ転棟していただく場合は、医師が判断しご了承いただけた場合、地域包括ケア病棟へ移動し、継続入院となります。
他院で急性期治療を経過された方は、直接地域包括ケア病棟へ入院していただきます。
入院期間は、状態に応じ調整いたしますが、60日を限度としております
入院費について
地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり「地域包括ケア病棟入院料2」
を算定いたします。入院費は定額で、リハビリテーション・投薬料・注射料・処置料・検査料・入院基本
料・画像診断料等のほとんどの費用が含まれています。
治療内容によっては、一般病棟より自己負担が増額する場合もありますが、月の医療費の負担条件が定め
られていますので、一般病棟の場合と負担上限は変わりません。(75歳以上ではほとんどの場合増額はあ
りません)
詳しくは医事課までお問合わせ下さい。
入院に対する留意点
地域包括ケア病棟は、在宅復帰を目的とした病棟であり、一般的な血液検査・レントゲン検査・投薬治療
等は可能です。しかし、病状の変化等により集中的な治療が必要と判断すれば、一般病棟に転棟(変更)
して頂く場合がありますのでご了承下さい。